ついにこのときがきてしまったのか っていう気持ちですが…
windowscentral.com
www.onmsft.com
Windows Phone ではイケメンぶりを発揮してた Joe Belfiore さんが、自身の Twitter で明らかにしたことで、
「Windows 10 Mobile はバグ修正、セキュリティパッチなどのメンテナンスはするが、新機能などはもうしない。個人利用者は iOS 端末や Android 端末に切り替えてほしい。 個人的には、Windows 10 Mobile 端末から別の端末に切り替えた。 (太字部分は 10 月 10 日更新)」
という、事実上の「終了宣言」「敗北宣言」が出てしまいました。
これで、 PDA から始まる Windows CE, Windows Mobile, Windows Phone といった、パームトップ・電話としての Windows の系譜がここで途絶えてしまうことに。
iPhone や Android が出た当初、それまで Microsoft の独壇場だった PDA 市場にあぐらをかいていたあの頃から、もう運命は決まっていたのかもしれません…。
あれよあれよと追い抜かれていき、iPhone は日本では圧倒的なシェアを誇り、Android は出た当初と大きく変わってかなり快適な操作性を得るまでに至りました。
僕個人としては、もうちょっと Windows 10 Mobile と遊んでいたい気持ち。
Windows on ARM の状況も気になりますしね。「電話としての Windows」が復活するのか、それとも…。
2017/10/10 追記
割と反響ありすぎて心が痛いんですが…。
電話としての Windows は今後新機能開発に注力しないというだけで、今すぐ終わるわけでもないということは付け加えておきます。
今後も僕は Windows 向けアプリ開発は続けていきますし、UWP から手を放すつもりはないです。なんだかんだで作りやすいプラットフォームですからね。
あやふやだった方向性が、Joe 氏によって明確化されたことで、今後のアプリ開発をどうしていくかは割とわかってきた気がしてます。
同日追記・修正
つらいのでまだ書きます。
Joe 氏がこのタイミングでアナウンスした真意はわかりません。Windows on ARM あるいは Windows Core OS が今後控えているから、Win32 系アプリを実行できない Mobile はフェードアウトさせたいのか、そもそも電話としての Windows からガツっと撤退するなのか、今後の状況を見ないことにはわかりかねる話かと思います。
今更ですが誤訳に気づいたので修正しておきます。"As an individual end-user," の前置きを無視してたので思いっきり違う意味にとらえていました。お詫びして修正します。
(2/2) As an individual end-user, I switched platforms for the app/hw diversity. We will support those users too! Choose what's best 4 u. https://t.co/LKQBL3w7gA
— Joe Belfiore (@joebelfiore) 2017年10月8日