古事連記帖

趣味のこと、技術的なこと、適当につらつら書きます。

ぼくがまだ Windows 10 Mobile を使い続けている理由

この記事は、Windows 10 Mobile Advent Calendar 2017 の 1 日目の記事です
adventar.org


今年は残念ながら、Windows 10 Mobile の悪いニュースが明らかになるなどもあり、ネガティブ思考になりがちで、ポジティブなことも書きづらい形での Advent Calendar となりました。
とはいえ直ちに使えなくなるわけでもないので、使えなくなるまでは使い続けようと思っています。

Windows 10 Mobile を使い続けている理由

Windows PC と Mobile の組み合わせは、MicrosoftAndroid / iOS にモバイル分野をシフトしても変わらず強いものと感じる部分はあります。

例えば「アプリ設定のローミング」。UWP アプリは設定を Microsoft アカウントに紐づけて、ほかのデバイスでも同じ設定で使えるようにするという仕組みがありますが、これは当然 Mobile でも使えます。この点は現時点で最強のメリットだと感じています。Mobile がなくなった後は、UWP は PC と Xbox, HoloLens でしか動かないものになるため、設定のローミングは薄くなってしまうなぁとちょっと寂しいです。
これに関連して、ストアで購入したアプリは Xbox, HoloLens も含め、Mobile も PC もアプリが利用可能であれば、どのデバイスでも購入情報が共有されるので、PC と Mobile でそれぞれアプリを買わなくてもいいという利点がありました。

まだまだ使うために アプリの紹介

Slack

www.microsoft.com
ご存じコミュニケーションツール Slack のクライアントです。月に 1 回アップデートが入っていて、しっかりメンテされている雰囲気もあります。
日本語表示はもちろんのこと、メッセージを見る、スレッドを見る、ファイルを送信するなどの基本的な機能は問題なくできていますが、ファイルのコメントは見ることができず、誰がリアクションしたのかも見ることができないなどの機能制限はあります。BOT からのメッセージについて、設定している情報が反映されていない箇所があったり、日本語化されたことによって、フォントが NotoSans の常用漢字レベルまで引き抜いた版が使われるようになり、割り当てのない漢字が Yu Gothic UI に代用されるため、混ざると非常に不自然な表示になるなどがあり、この辺はぜひとも改善してほしいところ。

ライブカレンダー

www.microsoft.com
スタート画面のタイルにカレンダーを表示してくれるアプリです。WP7 のころからある老舗アプリです。
ワイドタイルにしておけば、端末で持っているカレンダー情報も表示してくれるので、なかなか便利です。

Analog Clock Tile

www.microsoft.com
スタート画面のタイルにアナログ時計を表示してくれるアプリです。
様々なスキンが用意されているため、好きなのをいつでも切り替えて表示できます。

fitbit

www.microsoft.com
活動計アプリの定番アプリ。Windows 10 Mobile 版もちゃんとあります。
できることはたくさんあり、fitbit デバイスとの接続ももちろん、ソーシャル機能も問題なく使えます。
タイルでも歩数をはじめとして、様々な情報が表示されるのがとても便利。

sanka

www.microsoft.com
2 5 ちゃんねるビューアーです。
API 対応のため安心して使える点、先述の設定ローミングによって、Mobile で見たりお気に入りに入れたスレを PC でもそのまま見ることができるので、rep2 のような Web で動くマルチプラットフォームビューアーと同じ使い勝手なのが魅力。
Mobile だとアプリとは別に 5 ちゃんねるにお金を払っていないと、画面にでかでかと広告が鎮座するので、そこは割り切って広告と付き合うか、5 ちゃんねるにお金を払うなどで広告を消すなどする必要はあります。
見たレスの位置、お気に入りスレの情報はローミングしてくれますが、NG ワードなどの設定はどうやらローミングしてくれないようなので、そこだけ改善されるといいなぁと思っています。

そんなわけで

Mobile もまだ頑張れるぞっていうことを伝えたかったんですが、どうでしたでしょうか。
12 月 2 日は id:kazuakix かずあきさんです。

僕が考える、Windows 10 Mobile からの移動先について

今朝書いた記事が思いのほか伸びてて、割と恐縮というか、「ああなんか、終わりに郷愁を抱く日本人らしい反応だな…」とか思いつつ見ているわけですが
ayano.hateblo.jp


じゃあ僕が思う、Windows 10 Mobile が正式にサポートを終了した後、どのプラットフォームに移るといいのか?というところをちらちらと書いてみます。

同じ操作感を求めるなら Android 系を選ぶべし

もはや僕自身の中での答えはこっちです。W10M ユーザーに相談されたら間違いなく Android 系がオススメと答えます。
実は Windows 10 Mobile の操作感はほぼ Android 系のそれと似ています。
W10M でいうアクションセンターは Android も同等に画面上から下へスライドすればよく、その先の通知の一覧はもちろんのこと、各種センサー類・ネットワークを操作するクイックアクションも Android でもほぼ同じフィーリングで操作ができます。
また、カーブフリックに慣れてる方にとっては、他のフリック入力が煩雑でつらいなどあると思いますが、つい先日「アルテ on Mozc」が『カーブフリック準拠』のキーボードを搭載してリリースされました。
play.google.com
所々で本場カーブフリックとは違う挙動、例えば、左下フリックで「あ段」の確定はできず、英字入力は「先に大文字小文字切り替えをしてから文字を入力」ではなく「文字を入力してから大文字小文字を切り替える」などがありますが、それ以外については変わりはありません。
ちょっと挙動が違うと言えば、タスク切り替えは Android 端末によって変わりますが、専用のナビゲーションボタンが存在します。それをタップすることで切替ビューに遷移します。
前によく言われたのは「Androidマルウェアに弱い」ことでしたが、最近は割とどうにかなっているようで、怪しそうなアプリを入れないなどすればどうってこともなく、変な"セキュリティソフト"を入る必要もないように感じてます。

僕自身も W10M と Android の二台持ちで運用しています。あまり頭でプラットフォームが違うことを意識せず使えているので、かなりストレスフリーな感じはあります。

iOS 系はどうか?

我が道を行く iOS 系は W10M とはかなり操作感が違う上、バージョンアップするたびに操作が変わっていく*1ので、順応力が高くないとしんどいイメージがあります*2
利用面では W10M をずっと使っていた人からすればつらいですが、実行環境などは W10M の思想と割と似ている部分もあるので、前述の通りとはいえ、やっぱり Android はセキュリティが…という気持ちであれば、iOS 系でもいいんじゃないでしょうか?
Android とは違ってデバイスが決まってるので、デバイスによって UX に差が無い…と思ったんですが、最近はそうでもないのがしんどいところ…。

Android 系デバイスだと何が良いんだ

その辺のガジェクラに聞いて下さい…。 僕は Xperia ですけど

*1:あわせて発表される新端末にあわせた UX になるイメージ

*2:職場で触ることがありますが、意識してないとイライラが募ります…

Microsoft の中の人が Windows 10 Mobile の事実上の終了を宣言した話

ついにこのときがきてしまったのか っていう気持ちですが…

windowscentral.com
www.onmsft.com


Windows Phone ではイケメンぶりを発揮してた Joe Belfiore さんが、自身の Twitter で明らかにしたことで、
Windows 10 Mobile はバグ修正、セキュリティパッチなどのメンテナンスはするが、新機能などはもうしない。個人利用者は iOS 端末や Android 端末に切り替えてほしい。 個人的には、Windows 10 Mobile 端末から別の端末に切り替えた。 (太字部分は 10 月 10 日更新)」
という、事実上の「終了宣言」「敗北宣言」が出てしまいました。
これで、 PDA から始まる Windows CE, Windows Mobile, Windows Phone といった、パームトップ・電話としての Windows の系譜がここで途絶えてしまうことに。


iPhoneAndroid が出た当初、それまで Microsoft の独壇場だった PDA 市場にあぐらをかいていたあの頃から、もう運命は決まっていたのかもしれません…。
あれよあれよと追い抜かれていき、iPhone は日本では圧倒的なシェアを誇り、Android は出た当初と大きく変わってかなり快適な操作性を得るまでに至りました。



僕個人としては、もうちょっと Windows 10 Mobile と遊んでいたい気持ち。
Windows on ARM の状況も気になりますしね。「電話としての Windows」が復活するのか、それとも…。

www.itmedia.co.jp


2017/10/10 追記
割と反響ありすぎて心が痛いんですが…。
電話としての Windows は今後新機能開発に注力しないというだけで、今すぐ終わるわけでもないということは付け加えておきます。


今後も僕は Windows 向けアプリ開発は続けていきますし、UWP から手を放すつもりはないです。なんだかんだで作りやすいプラットフォームですからね。
あやふやだった方向性が、Joe 氏によって明確化されたことで、今後のアプリ開発をどうしていくかは割とわかってきた気がしてます。

同日追記・修正
つらいのでまだ書きます。
Joe 氏がこのタイミングでアナウンスした真意はわかりません。Windows on ARM あるいは Windows Core OS が今後控えているから、Win32 系アプリを実行できない Mobile はフェードアウトさせたいのか、そもそも電話としての Windows からガツっと撤退するなのか、今後の状況を見ないことにはわかりかねる話かと思います。

今更ですが誤訳に気づいたので修正しておきます。"As an individual end-user," の前置きを無視してたので思いっきり違う意味にとらえていました。お詫びして修正します。

Honda Cars スムーズレンタカーで車を借りてさわやかに行った話

さわやかに行ってきました。

げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか

今回一緒に行くメンバーが 6 人になり、家にある車では人数が多すぎるということで、Honda Cars スムーズレンタカーを借りてみることにしました。

honda-smartrental.com

Honda Cars スムーズレンタカーとは

Honda Cars 東京中央が運営するディーラー直営のレンタカーサービスで、タイムズカープラスのようなカーシェアと同じく月極・コインパーキングに配備されていて、利用者はウェブサイトから予約をすればすぐ使えるようになっています。
タイムズカープラスと違うのは:

  • 会員登録・月額料金が掛からず、使う時だけ料金が発生する
  • 会員証はなく、IC 運転免許証が会員証代わりになり、利用時は運転免許証を使う。
  • 8 時間のパック料金のみが設定されていて、そこから 75 円 / 15 分の従量課金制。ただし延長した時間より早く返却しても、予約・延長した際の申告通りの時間で料金が発生する*1
  • 車種は記事掲載時点では軽自動車 (N シリーズ)*2 が中心で、軽自動車は 8 時間 3,780 円、登録車はフィット ハイブリッド (4,780 円)、フリード ハイブリッド (5,780 円) の 2 種類。
  • 距離料金はどの車種も 15 円 / 1 km
  • 予約は 15 分前から OK
  • 配備エリアは Honda Cars 東京中央が展開しているエリアに限られ、東京 23 区西部が中心で、数は少ない。

会員登録をする

必要なのはクレジットカードと運転免許証の両面写真だけ。PC かスマートフォンで登録ができますが、会員登録時および予約登録時に SMS が受信できるスマートフォンなどの携帯端末とモバイル回線契約が必要です。

予約する

タイムズカープラスと同じように登録ができます。
利用したい時間帯を選択すると、地図上で利用可能かどうかが表示されます。

f:id:ChiiAyano:20170910142905p:plain

灰色になっている場所は「すべての車が利用できない状態」で、それ以外は色つきになります。

車を選び、契約内容に同意して [予約] を押すと、SMS で予約した人が本人かどうかを確認してきますので、送られてきた認証コードを入力することで予約が完了します。
予約する際、スムーズレンタカーに会員登録しているユーザーの名前と免許証番号を入力することで運転者を増やすことができます。

借りに行く

先に言っておきます。写真撮り忘れてました。大後悔…。


予約の時間の 15 分前から利用が可能です。
借りる際は、運転免許証を車両右後部にある読み取り機にタッチするだけ。しばらくすると鍵が開き、グローブボックスの中に自動車の鍵があるのでそれを取って運転します。


今回借りたのは、フリード ハイブリッドの 17M です。要するに現行フリード。Honda SENSING 搭載で、スムーズレンタカーの中では一番グレードが高い車種です。

www.honda.co.jp


しかも新車でした。「点検整備済みステッカー」には「新車」のハンコが、有効期限は 平成 30 年 1 月になっており、車検証ステッカーに書かれた有効期限は「平成 31 年 7 月 24 日*3」なので、おそらく 2017 年 1 月に入荷し 7 月 25 日に登録した自動車ということになります。
また、8 月に追加になったステーションでもあり、それもあってか、借りた時点での総走行距離は 930 km ほどでした。めっちゃ新車の匂いがしてました。

内装と定員を見た感じ、グレードは フリード HYBRID G・Honda SENSING ではないかと推測しています。 2 列目 が 3 人乗りになる 7 人乗りの設定は G にしかありませんし、インパネが木目調なのも G にしかありません。
レンタカーは僕の中では、「燃費スペシャル」と呼ばれるような最廉価グレードを中心に配備されてるイメージなので、これは凄く予想外でした。
また、カーナビは Honda 車ということもあってか、ディーラーナビの Gathers が積んでありました。タイムズカープラスのようなレンタカー仕様というわけでもなさそうで、一般車両向けの「エントリー インターナビ VXM-174CSi (JVCケンウッド製)」でした。家の車に積んでいるナビと同世代です。


借りてみて

車その物の感想になってしまいますが、
積んでいるエンジンは、家にあるフィット ハイブリッドのそれと同じなので、走り方の違和感はなく、すっと乗れました。視線の高さと車長が違うのだけ気にすればよかったので凄く楽でした。
6 人乗っても、自動車の表示上の燃費は 19.3 ~ 19.5 km / L でしたので、そんなに悪くない感じです。
ただし 6 人乗ると、後ろが狭くなるのを気にしなければならず、少し窮屈な運転姿勢になってしまったのはつらいところ。次はもうちょい工夫して乗りたいです。


今回 304 km 走って、利用料金はあわせて 12,000 円ほどでした。ニッポンレンタカーで 7 人乗り (WH クラス) ですら基本料金が 12,000 円から *4 なので、かなり安いです。また、ニコニコレンタカーのような廉価なレンタカーも借りたことがありますが、いろいろ心配になるような車がちらほらありました。スムーズレンタカーはそういう心配もなく、かなりコストパフォーマンスのいいサービスだと思います。
利用料金も時間料金と距離料金以外掛からず、給油は運営者負担 (コーポレートカードで給油する) なので、凄く気兼ねなく使えるのはありがたいです。

少し遅くなりそうだったので、念のため延長申請をしましたが、15 分前までならその時間に予約が無い限りは自由に変更ができ、ウェブサイトにアクセスするとすぐ延長するかどうかの確認が表示されるので、インターフェースとしては親切な感じでした。

推察と今後期待したいこと

スムーズレンタカーが新車で安いのか、同乗者といろいろ考えてみてましたが、在庫車の有効活用がメインなのかなあと思ってます。比較的市場に出回りやすい車種が設定されてるのもそういう理由なのかもしれません。
8 月追加の新ステーションから使った感想なので、例えばサービス利用開始した 2014 年から存在するステーションの自動車がどうなのかとか、そういうところまではわかってないので、そこは今後いろいろ使ってみて考えたいです。


スムーズレンタカーの欠点は 利用できるステーションが少ない ところ、まだちゃんと宣伝していないようで、それが利用者が少ない要因にもなってるのか、利用したい日ギリギリでもすんなり予約が取れてしまう状況です。それはそれでありがたいのですが、もうちょっと宣伝して、ステーションを増やして選択肢を増やしてほしいなあと思っています。
また、Honda Cars 東京中央だけが運営するのではなく、都内外にある Honda Cars*5 と連携してエリア拡大してほしいです。気楽に予約・利用できる点でかなり便利なので非常にもったいない…。

それと、運転者登録は免許証番号とフルネームを伝え合う必要があるので、ネットの知り合いとかとやりとりする場合、信頼する人とでないとちょっとやりづらい感じ*6がしました。スムーズレンタカーに登録していないと運転者登録できないという制約を利用して、「フレンド機能」を用意し、運転する人をプルダウン形式で追加できるようにすると、入力の手間が省け、免許証番号のやりとりをしなくてよくなるので精神的に楽だと思っています。




サービスとしてはかなり満足でしたので、今後も利用するつもりです。

*1:例えば14時間借りて13時間で返しても、料金は14時間分発生する

*2:N-BOX, N-BOX+, N-ONE, N-WGN, N-BOX SLASH, N-BOX+福祉仕様

*3:レンタカーの場合、初回は 2 年が有効期限

*4:割引含まず

*5:東京中央は本田技研の連結子会社なので、千葉、茨城、埼玉、横浜などの子会社同士で連携するとか

*6:番号だけが個人情報と直結するわけではないが、精神衛生上の問題

Access Denied といわれアクセスできないサイトがでてきた

先日、大規模アクセス障害が起きてましたが(僕のネット環境では特に問題はありませんでしたが、いろんなところで問題が起きてたみたいですね)
www.itmedia.co.jp
この日を境にか、一部のサイトに「Access Denied」と言われつながらなくなりました。


ちなみに我が家のインターネット環境は以下の通り。

  • IIJmio FiberAccess/NF
  • IPv4 は DS-Lite で接続しているため、mfeed の transix サービスを利用

そして、現時点で知っている、つながらなくなったサイトは以下の通り。

他にもつながらないサイトがあるとは思いますが、知ってるのはこれくらいです。


DS-Lite とは別に IIJmio の PPPoE 接続もありますが、こちらでは特に問題なくアクセスできました。
同じ IIJmio でも、みおふぉんからも問題なくアクセスできています。


大規模アクセス障害が起きてから休日を挟んでいるので、週明けにも対応が入るのと思いますが、ちと気になりますね…

Windows 10 IoT と GPS センサーを使って電子工作した

前回に引き続き位置情報関連ネタです。

位置情報共有サービス「Locapos (ろけぽす)」を使った Windows 10 クライアントアプリ「Mikaboshi (みかぼし)」をリリースしたことは前回も同様ご紹介したとおりです。
ayano.hateblo.jp

id:tmyt が作った Locapos に対応する何か新しいものを作ろうということで、自動車の盗難時などの位置追跡ができないかやってみることにしました。


記事が長いので折りたたんでおきます…

続きを読む

UWP で XamlReader.Load すると例外で死ぬ罠とその解決策について

割と罠だったので記事書きました


以前このブログでも紹介した拙作「Mikaboshi (みかぼし)」では、リソースとして都道府県道・国道・高速道路の標識データを XAML ファイルで保持しています。
ayano.hateblo.jp

f:id:ChiiAyano:20170802230852p:plain
赤く囲ったものがそれです。

今もちょくちょく更新していますが、最近何らかのタイミングでデバッグ実行で位置情報テストしていると、AccessViolationException の例外が発生してしまうようになりました。
それが上記の XAML ファイルを読むときに使用している System.Windows.Markup.XamlReader.Load メソッドでした。
XamlReader クラス (System.Windows.Markup)
ちなみにこのメソッドは、string として保持している XAML のデータをパースして、オブジェクトとしてインスタンス生成するというものです。割と便利。


例外が発生するコードの最小構成はこんな感じ。これだけでも例外が発生します。
gist.github.com
f:id:ChiiAyano:20170802232356p:plain


このコードに含まれる string で持っている XAML のデータ、xmlns 名前空間エイリアスをつけていますが、これが悪さしているのかなあと思って消したところ、見事に例外が出なくなりました
つまりこういうことです
gist.github.com


なんでこうなるのか、これまでこれで OK だったのに、なぜ今になってダメになったのか、ちょっと解明できてないですが、
なんとなく思うのは、既に親になる MainPage.xaml には同じ xmlns 名前空間が宣言されていて、エイリアスをつけて重複状態になるのでダメで、それが今になって厳密化された…のかなあと雑に考えています。
誰かわかる人いたら教えて下さい…。