Unity 3Dってやつです。今となってはすっかり3Dゲーム制作フレームワークとしておなじみになりました。
これまで、Windows, Mac, iOS, Androidなど多プラットフォーム上で動くものでしたが、今回のバージョンで新たにWindows Phone 8, Windows 8, Windows RT*1にも対応したとのことで、ちょっと触ってみました。
おそらくなんらかのVisual Studio 2012のエディションが必要になると思います。前もって準備しておくと良いでしょう。
Unity - Game Engine
はじめて起動すると、いろいろとライセンスの選択とかでてきます。「Activate the free version of Unity」を選んで、Unityアカウントを作るか、ログインすると起動出来ます。
FileメニューのBuild Settings...を開くとビルド画面がでてきます。「Add Current」をクリックして、今の画面状態(シーン)を保存して追加しておきます。
ちなみにUnityって、シーン管理がかなり楽だったりします。ここに追加しておけば、シーンを呼び出したいときに
Application.LoadLevel(0);
なんて感じでコードから呼び出せば一発でシーンが切り替わったりするんです。
そんなわけで設定したら、PlatformをWindows Phone 8にして「Build」をクリックすると、なにやらフォルダーの指定画面がでてきますので、別途なんか新しいフォルダーをつくって選択してあげると、ビルドが始まります。できあがるファイルはVisual Studioで開ける形式になっています。それを開いてVisual Studioを起動してもいいと思います。先ほどの画面の「Build And Run」をクリックすると、ビルドした後接続中のWP8端末でアプリが起動します。
起動するとこんな感じに。
ちなみに、Asset Storeを開くといろんなサンプル等があって、「AngryBots」っていう名前的にはすごいアレなイメージのする俯瞰型のシューティングゲームが結構良い感じなんですが、Windows Phoneで動かそうとすると重くてつらいです…。
*1: Windows 8とWindows RTではストアアプリとしてのアプリで