古事連記帖

趣味のこと、技術的なこと、適当につらつら書きます。

企業向け Office 365 をやめて、Office 365 Solo を契約しました

まだ個人向け Office 365 が日本で登場していない頃に、個人でも登録できる企業向け Office 365 Small Business Premium を契約していました。2 年くらい前のことです。常に最新の Office が使えるし、Exchange Online がついてくるのでメールアドレスも作れてありがたかったのですが、企業向け故にいろいろと不満がありました。

  • OneDrive は企業向けで個人向けとは別(個人向けは結構使っていたので、企業向けと併存できずでした)
  • Lync (Skype for Business) で会話する相手が居ない
  • 年間維持費がちょっと高かった

今日が企業向けの更新期限日で、かつ Small Business Premium が使えなくなるタイミングだったので、思い切って Office 365 Solo に切り替えました。
個人向けなので、OneDrive は個人向けに対してストレージボーナスが付与されます。Lync はありませんが Skype で十分。
唯一残念なところは Office のライセンスが企業向けだと 5 PC だったのが 2 PC に減る部分ですが、いろいろ検討した結果 2 台で十分という結論*1に至り、個人向けにシフトしました。
あとはメールアドレスが使えなくなってしまいましたが、それはさくらのメールボックスに移行する形でどうにか対応していく予定です。Outlook.com の独自ドメイン利用が復活する噂があったりなかったりなので、そのタイミングがきたら移れるかな…

ヨドバシやMS公式だと 12,744 円前後ですが、Amazon だとなぜか 11,581 円でした。とはいえ企業向けだと 16,320 円 / 年なので、どちらにせよ明らかなコストダウンになりました。

ちなみに個人向け Office 365 は今キャッシュバックキャンペーンやってるみたいですよ
Office 365 キャッシュバック キャンペーン - マイクロソフト


P.S.
ひとり Lync から離脱します。 > id:kazuakix

*1:そう何台も PC を併用しないですし

ひとつのアカウントで、Office Insider とそうでない Office が混在するとどうなるか(テーマ編)

VAIO S13 には Office Insider が入っている(気づいたら入れていたらしい)のですが、メインで使っているデスクトップPCには Current Branch な Office が入っています(いわゆる製品版リリース)
現行の Office Insider では「Office テーマ」の種類が「カラフル(2010の頃と同じようなやつ)」「濃い灰色」「黒」「白」とあるのに対し、Current Branch では「黒」がありません。

また、Office は同じアカウントでログインすると設定が同期します。
では、Insider で黒を選ぶとどうなるか…


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こちらが黒のテーマ。同期により Current Branch に設定が移ると…


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こうなりました。「濃い灰色」として設定されています。



どうしてこうなるのか、おしえて id:kazuakix さん!あと id:fantasticswallow

グラフィックボードがリムーバブルデバイスになっていたのが修正された

先日、GeForce なグラフィックボードがリムーバブルデバイスとして認識されていたという記事を書きました。

ayano.hateblo.jp

NVIDIAが2月15日付けで、GeForce ドライバーのアップデート 361.91 を提供しましたが、そのリリースノートに

[PDF] http://us.download.nvidia.com/Windows/361.91/361.91-win10-win8-win7-winvista-desktop-release-notes.pdf

Windows 10 Fixed Issues
Windows 10 Open Devices and Printers ejects NVIDIA GPU. [1720849]

という記述があり、もしかしてこれは先日のあの件の修正なのでは…と思い、アップデートしてみました。


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なんと先日まであった取り外しのアイコンが消えました*1
デバイスドライバーの修正で解決したようです。


一安心しました。気になってた方はぜひアップデートすることをオススメします。

*1:リムーバブルデバイスがないので出てこないだけです

Windows Device Recovery Tool に MADOSMA のサポートが追加されたようです。

Lumia を Windows 10 Mobile 入れて戻すときとか、アップデートに失敗して戻したり、戻そうとして失敗したりしたときに何かとお世話になった、Windows Phone / Windows 10 Mobile のリカバリーツール Windows Device Recovery Tool がアップデートされ、新たに 4 デバイスがリカバリー対応になりました。

wmpoweruser.com

その中には我らが国産端末 MADOSMA Q501 の姿もあります。MADOSMA への適用は Windows Phone 8.1 のみとなるようですが、Windows 10 Mobile を適用したあとで Windows Phone 8.1 に戻したいとかそういうときには手元で出来るようになりました。


使いたい人は使うって感じで。僕は W10M が気に入ってるのでこのまま…

グラフィックボードがリムーバブルデバイスになっていた

お使いのOSは Windows 10 build 10586.104 です


ふとタスクトレイ見てたら、「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」に興味深いものが出ていました。


謎い。実に謎い。取り外しを選んだら何が起こるのか見当もつかず恐ろしい何かを感じます。


しかしここは試しにやってみました。何があっても言いようにとりあえず保存できるものは保存しておいて…いざ。
結果としては


まず画面が真っ暗になり、2回ほどデバイスの接続完了の効果音が再生され、画面が戻ってくるとこの通知が出てきました。もちろん、グラフィックボードはPCに接続されているので電源を切らないと取り外しは危険です*1
取り外しを選んだとはいえ、デバイスマネージャーを見てもリストから消えておらず、グラフィックボードは再接続されたかのように認識され続けていました。


なぜグラフィックボードがリムーバブルデバイスとしてあのリストに出てきているのかはわかりません。Surface Book のようなグラフィックボードがホットスワップできるPCに最適化された結果なのか、間違えて出てきてしまっているのかはわかりません。
取り外しを選んでも特に害は無いみたいなのでちょっと安心ですが、実に謎い。不気味です。

*1:故障の原因にもなりますし、仮にグラボが壊れなくても、取り外しの作業の中で他のパーツ類が死ぬ可能性もあります

VAIO S13 が届いたのでちょっとだけレビュー

先日注文した VAIO S13 が届きましたので、かるくレビューします。まだじっくり触れてない…。


VAIO 自体は VAIO Duo 11 (初期のやつ) と VAIO Pro 11 (2013 年秋冬モデル) を持っていますがどれも SONY 時代のもので、VAIO 株式会社になってからの VAIO は初めてです。
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箱はだいぶ簡素になりました。
手元に残っている歴代の VAIO 箱たち。やはり VAIO 株式会社時代のものが一番簡素です。だんだんとパッケージデザインが簡素になっていくのをひしひしと感じる…。
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そして箱から出てきた VAIO S13。ロゴがきらりと光ります
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セットアップ中、Cortana の紹介画面が出てきましたが、build 10586.14 だからかわかりませんがいろいろとひどい…。Cortana さんの解像度が荒いわ、『あなた』を『あたな』と typo してるわで、こんなん初めて見たら怪しい機能にしか見えません…。今の最新ビルドで直ってると信じたいですが…。
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キーボードは VAIO Pro 11 のようなペチペチしたものでなく、しっかりしたキーボードで打鍵音もそこまでうるさくなく、使いやすい感じ。インチアップしたのでキーボードが広くなったのでそれも後押ししてます。ポインティングデバイスも持っているモデルで頻発していた、背面からクリックできてしまう「裏打ち」や、タップが暴走するといったことも今のところ起きてないです。

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今回のオーナーメード構成は

  • 色: ブラック
  • CPU: Core i5-6200U
  • RAM: 16GB
  • ディスプレイ: タッチ対応
  • ストレージ: 第二世代ハイスピード PCIe 256GB
  • TPM: あり

です。RAM 16GB 積めるようになったのがいかにも時代って感じがしてうれしい限り。
ストレージは速いやつにしました。サムスンのやつでした。CrystalDiskMark したら結構速い。
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VAIO Duo 11 と VAIO Pro 11 を買う時は「保護シート貼付サービス」がオーナーメード構成として存在していましたが、今回はありませんでした。ちょっと残念。VAIO Pro 11 で標準でつけてくれたクロスは今回も健在でしたが、『VAIO』のエンボス加工されたものではなかったのがちょっと残念。
上が VAIO Pro 11 のクロスで、下が VAIO S13 のクロスです。
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液晶保護シートはミヤビックスの OverLay Plus for VAIO S13 を買いました。映り込みするディスプレイが嫌いなのでアンチグレアなやつにしましたが、ちょーっとだけにじんで見えるのが残念ポイント。こればかりは仕方ないか…。



初めての VAIO 株式会社の VAIO でしたが、SONY 時代にあった細かい粋な部分が、コストダウンの結果だと思いますがなくなっているのには少しもの悲しさを感じるところです。とはいえ、肝心の本体はしっかり作られているし、熱い思いはちゃんと受け継がれているんだなと感じられました。
VAIO 株式会社の VAIOSONY 時代の粋な部分が戻ってきた時、それはきっと 真の復活 なのかなって勝手に思ってたりしてます。

VAIO S13 を注文しました

VAIO Pro 11 を買ってまもなく2年、RAMが 8GB なのがだんだんと足かせになってきて、Visual Studioも動作がもたつくようになってきてイライラし始めた頃、RAM 16GBを搭載した軽量ノートPCってなかなか出なかったんですよね。そんなことを半年~1年前から思ってはモヤモヤしての繰り返しで非常につらい思いをしてきました。
VAIO Pro の筐体デザインが凄く気に入っていたので、買って1年が過ぎたあたりからRAM 16GBを積んだモデルが出てほしいと何度もツイートしてたようです。










この一連のツイートを振り返りツイートしてたら、@kurosawa0626 にヤンデレ言われる始末



VAIO Pro 13 | mk2 で RAM 16GBな構成が登場するかと期待するもそんなことは無く、悲しみの境地に立たされていました。


そんな中に Surface Pro 4 で RAM 16GBの構成が登場したり、Surface Bookの登場に、自分の中ではSurfaceに気持ちが傾き始めていました。…が、値段で躊躇。




Surface Pro 4で決心しつつあって、あとはタイミングだけ…というところで突然のVAIO新製品発表。そうです。VAIO Pro 13 改め VAIO S13 です。
pc.watch.impress.co.jp

筐体デザインもほぼ同じで、このモデルからついにRAM 16GBの構成が登場しました。この発表により、自分の中で身を潜めていたVAIO欲が突如として暴れ始めます。




そして1月30日、気づけば銀座のソニービルにいました。気がついたらポチってました。


手にした構成は以下の通り

  • 色: ブラック
  • CPU: Core i5-6200U
  • RAM: 16GB
  • ディスプレイ: タッチ対応
  • ストレージ: 第二世代ハイスピード PCIe 256GB
  • TPM: あり

もろもろの構成により、24万円になってしまい、VAIO Pro 11を買った時より10万円高く付いてしまいましたが、16GB積めたのでいいかなって。
これで出先でも快適にPCが使えると信じています。
2月6日に手元に届くようなので、気が向いたらレビューしようと思います。


追伸:
id:kazuakix さん、8GB じゃつらくないですか?